＜ＭＯＴＨＥＲ２＞

ある夜、僕はいつもどうりにベットに入り夢を見ていた。

その時、ＢＡＡＡＮＮＮＮＮＮＮＧ！どこからかものすごい音が聞こえてきた。

僕は、飛び起きた。

そして、パジャマのまま外に様子を見に行った。

外では、やじうまがうろついていた。

やじうまの一人に話を聞くと、どうやらオネット山頂に隕石が落ちたらしい。

僕は、オネット山を登り、山頂に向かって歩いた。

途中、おまわりさんが「帰れ」って言ってたけど、僕は、先に進んだ。

オネットでは、何かあるとすぐオネット警察が交通封鎖しちゃうんだ。

しばらく進むと、ライヤーさんの小屋があった。

ライヤーさんは、山頂付近に小屋を作って何かをしていたり、よくわからないことを言ったりするんだ。

その夜は、ライヤーさんの自慢話を聞き、また、山頂に向かって歩き出した。

山頂に着くと、やっぱりあいつがいたよ。

僕の隣の家に住んでいるポーキーのことさ。

ポーキーはいつもどうり、おまわりさんにまとわりついていた。

山頂の隕石を見に行こうと思ったんだけど、おまわりさん達が通してくれない。

僕は、あきらめて家に帰って、また寝ることにした。

その後、僕がようやく眠った頃。

ＤＯＮＤＯＤＯＤＯＤＯＮＧ！今度は、何だ？どうやら、誰かがドアをノックしているらしい。

誰だろう？こんな夜中に。

１階に行くと、ママが僕 に出てくれってさ。

僕は、おそるおそるドアを開けた。

すると、そこにはポーキーがいた。

「た　た　たた　大変なんだよ！」「弟のピッキーを隕石の所につれていったら、

いなくなっちゃったんだ」ポーキーは、怖くなって一人で逃げてきちゃったらしいんだ。

しょうがない、隕石も見てみたいし、一緒に行ってやろう。

僕は、服を着替え、妹のトレーシーに貸していたボロのバットを持ってと、

そうだ、僕の愛犬のチビもつれていこう。

外に出ると、外は静まり返っていた。

しばらく歩いていると、突然、カラスや蛇が襲ってきた。

僕は、ボロのバットで立ち向かい、なんとか倒した。

ポーキーは逃げ回ったり、余計なことばっかりしてぜんぜん役に立たなかった。

そして僕たちは、戦闘を繰り返しながら、やっと頂上に着いた。

その時、愛犬のチビがただならぬ雰囲気に、逃げ出した。

辺りを見回すと、木の木陰にピッキーはいた。

ポーキーは、「ピッキー無事でよかった。はやく、家に帰ろう。」。

その時、ポーキーは「ネス、何か虫みたいな音が聞こえないか？」

「聞こえないよ」その時、信じられないことが起きた。隕石から、虫みたいなものが出てきたんだ。

そして、いきなりしゃべりだした。

その虫は、自分をブンブーンと名のっている。

僕が未来を救う少年だって？ギーグ？伝説の少年と少女？わからないことだらけだよ。

とにかく、ブンブーンと一緒に家に帰ることにした。

もう、カラスや蛇もいなくなっていた。

でも、安心していたのもつかの間、いきなり光が僕たちの道をさえぎった。

そこに現れたのは、ゴムみたいなスーツをまとった不気味な男だった。

その男は、ブンブーンの事を知っているらしい。

ブンブーンと男はしゃべりはじめた。

どうやら、その男の名前をブンブーンは、スターマンの息子と呼んでいて、

スターマンの息子は未来からブンブーンを倒しにきたらしい。

なにやら話も終わったと思うと、いきなりスターマンの息子は襲ってきた。

僕は、がむしゃらにバットを振り回した。

気が付くと、僕たちが勝利していた。

僕は、ブンブーンの言うことが少しは信じられるようになった。

そして、家に帰った。

家では、ママが僕の大好きなハンバーグを作って待っていてくれた。

ハンバーグを食べた後、ポーキーとピッキーを家に送った。

自分の家に帰ったポーキー兄弟は、ママとパパにしかられ百たたきにあったみたい。

僕が帰ろうとしたとき、ポーキーのママがブンブーンに気づいたみたい。

そしてポーキーのママは、「小うるさい便所バエだよ」ていって、一撃ではたき落としちゃった。

どうして？スターマンの息子の時はあんなに強かったのに。

はたき落とされた後、ブンブーンは静かに語りはじめた。

「ギーグを倒すには・　・　・地球とおまえの力を一つにすることが必要なのじゃ。

この地球には、おまえのパワーをゆりおこし強めてくれる・　・　・おまえだけの場所が８か所ある。

そこをすべて訪れるのだ。その一つの場所は、このオ

ネットにあるジャイアントステップと呼ばれている場所じゃ。

し　しかし　わしが死ぬ前にこれを渡して置かねばなるまい。音の石じゃ。

地球上に８か所あるおまえだけの場所の・　・　・音をしみこませるグレートなアイテムじゃ。」

しゃべり終えたブンブーンは、静かに消えていった。

ブンブーンが消えた後、僕はすべてを信じることにした。



外に出ると、ちょうど朝日がのぼった。
まるで、僕の出発を待っていたかのように。


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